先日の日記の続きです。
地デジアンテナを天井裏に建てた自分は
とても満足して部屋に降りてきました。すると、
父「BSは見れないの?」
と悲しい目でこちらを見てきます。
そう、うちの父親はBS大好きっこだったのです。
すっかり忘れていました。自分は地デジ放送しかなかったので
パラボナアンテナを建てるということはノープランでした。
パラボナアンテナは天井裏には設置出来ないのです。
それは地デジと違って受信方法がことなるから。
地デジはスカイツリーから電波が送られてくるのに対し
BS・CS放送は空を飛んでいる衛星から受信するのです。
このため遮蔽物があると受信できなくなってしまいます。
また、パラボナアンテナの設置方法は必ず日の当たる場所
でなくてはならないそうなのでそれ以外だと受信しなくなります。
日の当たる室内に置いても窓を閉めた場合、受信レベルは落ちます。
当然、屋根裏に設置することは不可能なのでした。
とりあえず、ちょっとでも日が当たるところにでもと、
パラボナアンテナの設置について色々考えていました。
実は家の周りが3階建てで、もちろん我が家は2階建て。
しかもかなり密集しています。冬になるとほとんど日の当たる
時間がない家だったので設置場所にはとても苦労しました。
とりあえず、一瞬でも日の当たるところと言えばベランダ。
でも、柱は狭くて建てられないし、壁とかには穴をあけたくない。
考えた末、物干しざおの台しか思いつきませんでした。
一応日中はぎりぎり物干しざお上部には日が必ず当たります。
もうこれで、決まり。。。
急いで地元のお店で買ったのですがパラボナアンテナと架台が別売り
物を選んでしまいました。なので別に架台を用意。
上の写真が架台です。
初めて取り付ける場合は架台とセットで買うことをお勧めします。
というかセットじゃないと取り付けることが出来ません。
これと同じぐらいの太さの棒があればそこに設置できるかもしれませんが、
大抵はこのような架台が必要になると思います。
早速ベランダの物干し台に設置、パラボナアンテナを付けました。
パラボナアンテナはテレビからアンテナ線を利用して
電源を供給して初めて受信できるようになります。
そのため部屋にアンテナ線を引き込んだとしても
そのところにあるTVしか見ることが出来ません。
どうせなら、全部の部屋で見られるようにしたい。
その問題は先に購入した地デジアンテナが解決してくれました。
上の写真で2本線が出てると思いますが、右側の方。
これは地デジアンテナ自体がパラボナアンテナに電源を供給できる仕様になっていました。
各部屋からのアンテナケーブルを一つにして地デジアンテナに接続しているため
この地デジアンテナに差せばパラボナアンテナに電源が供給できかつ、
パラボナアンテナで受信した電波を地デジアンテナを経由し各部屋に送ることが出来ます。
これは偶然でした。他の商品じゃついていなかったかもしれません。
あとは外にどうやってケーブルをもっていくか。
答えは簡単。屋根裏の換気口。
虫よけの網が張ってあったのでニッパーでケーブルを通すだけの穴をあけて外に出しました。
この先はちょうどベランダ。
設置してから2年。パラボナアンテナは今でも元気にお日様を見ています。
写真の通り超密集地帯です。冬は日が全く部屋に入ってこないので寒いです。
おしまい。
追記
本当は最後に何のアンテナを使用したのかを紹介したかったのですが
Amazonにはもうありませんでした。
今使用しているアンテナに近いものも存在していますが
自分が使っていない商品はブログには載せないようにしています。