CPUは2社で提供されている
自作PCで使用するCPUは現在inteとAMDの2社が提供しており
パソコンの使用状況に応じて選ぶ必要があります。
CPUにはリリース時期に応じた世代があり
マザーボードのソケットが同じ規格(形状)であっても
世代が違うと使用出来ないことがあります。
パソコンを自作したいと思っている方は世代を
意識しマザーボードと併用してCPUを選ぶよう心掛けていきましょう。
自作PCではintelのcoreシリーズとAMDのRyzenシリーズが
主流になっており、当然ながら
上位モデルのCPUは高価のため、必要な用途を明確にし価格とのバランスを
考慮していきましょう。
Ryzenシリーズ
今までintelのCPUが独走状態でありましたが、Ryzenの登場により再びintleとAMDは横並びになりました。
CPUに内蔵しているGPUに関してはAMDが一歩先を行っているようです。
Ryzenシリーズは3,5,7,9までありRyzen9はハイエンドモデルに位置付けされ
ゲーマーやクリエイター向けのモデルとなっていますが
Ryzenシリーズは基本的にGPU(APU)が内臓されていません。
別途でグラフィックボードを購入する必要があります。
末尾にG付きの型番であればディスプレイに表示する
ことができコストを抑えることができますが、上位モデルは基本的に
付いていません。また、CPU内蔵のグラフィック性能は
同じ時期に発売されているグラフィックボードよりも
遥かに性能が劣るので最新のゲーム用途で使用することは
難しいです。
Ryzenは2017年に1世代目をリリースし現在は4世代目に突入していまして、
マザーボードには1~4世代に対応しマザーボードもあるようです。
同じソケットでも対応していたりしていなかったりと複雑なので
注意が必要です。
マザーボードの汎用性(使いまわし)についてはintelより優れています。
(新しいCPUを使用するにはBIOSアップデートが場合によって必要になります)
(2021年現在では4世代まである)

ここでいう規格というのはソケットの話ではなく、CPUの特徴を表しています
Xがクロック周波数向上モデルでGがGPU内蔵モデルとなっています。
Core iシリーズ
intelのCPUはAMDに性能が追い付かれましたが、安定性については
intelにまだ分があるようです。
現在(2020年)の世代は10世代目に突入しました。10世代もつづくシリーズなのでそれを扱う世代のマザーボードに注意する必要があります。
(1世代は1という数字ではなく表記がありません)
intelのCPUは基本的にGPUが内臓されていますが末尾にFが付いている
場合は無効化されているので別途グラフィックボードが必要になります
末尾のKはオーバークロックが容易に出来るCPUになっていてマザーボードが
オバークロック対応であれば任意で設定できるようになります。
(世代について1世代目には1と表記されず、省略した表記になっています。)
性能は数字が高い方が良いとされていますがCore i7 8086K Limited Edition
BOXという表に当てはまらないCPUも存在します。これは8700Kよりも若干性能が上です。
8700Kとの差は約1万円ぐらいあるので、実際のところCore i7 8700Kの方が人気がありました。
なお、K付きCPUはオーバークロック仕様のためCPUファンが付属していないので別途CPUファンを購入する必要があります。
2018/10/1記述 2021/3/22一部修正